広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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HIROSHIMA EYEヒロシマEYE

カティア

上映スケジュール
11月21日(土)19:00から

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カティア

作品概要

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<ストーリー>
ニューヨークの空港で若いロシア人売春婦カティアを拾った旧ロシア人タクシー運転士ビクター。彼女の肢体に彫られた奇妙な数字の刺青が「座標」を示すものだと見破った元ソ連潜水艦航海士の彼に、30年前に潜水艦K129とともに姿を消した親友ミハイルの面影が再び蘇る。

<スタッフ>
監督:上綱麻子
脚本:上綱麻子
プロデューサー:エリン・スウィーニー
編集:上綱麻子
キャスト:チュルパン・ハマートヴァ、オレク・クルパ

<作品情報>
製作年:2010年
上映時間:22分38秒
国籍:日本・アメリカ合作
言語:英語、日本語

監督

上綱麻子
テキサス州ヒューストン生まれ広島育ちの日本人女流映画監督。コロンビア大学にて西洋哲学専攻後ニューヨーク大学大学院映画学科に学ぶ。

編集歴:2005年にはマーチン・スコセッシ監督主催ダニー・アイエロ主演『BROOKLYN LOBSTER』を編集。2007年に編集したNATIONAL GEOGRAPHICS製作の『INSIDE TALIBAN』が同チャンネルで放映。2009年にロサンゼルスのFILM NDEPENDENTのタレント育成プログラムPROJECT:INVOLVEに選抜されマイケル・マン監督映画『PUBLIC ENEMIES』を編集したJeffrey A. FORD, A.C.E. に師事される。同年Motion Picture Editors Guildのメンバーとなり、スパイク・リー監督がエクゼキュティブプロデュースしたサンダンス映画祭受賞映画『PARIAH』(ディ・リース監督)を編集。同映画は2011年秋に米配給会社FOCUS FEATURESが配給後FILM INDEPENDENT主催のINDEPENDENT SPIRIT AWARDSにて John Cassavetes Awardを受賞。2012年暮れには編集者として関わったマイケル・マン監督とHBOの共同エクゼキュティブプロデュースしたドキュメンタリー『WITNESS:LIBYA』がベニス国際映画祭にてプレミア公開。以来編集した映画作品には『WILDLIKE』、『THE WORLD MADE STRAIGHT』、『JACKIE & RYAN』(マイケル・マン監督の娘エイミー・マン監督作品)、そしてマイケル・マン監督作品『BLACKHAT』等がある。

現在は日本のメタルロックバンド、Xジャパンのドキュメンタリーを編集中。

編集歴の詳細はwww.makokamitsuna.netを参照。

監督歴:2009年に個人映画製作会社FILM HOUSTON, LLCを創立。翌年暮れに製作第一作目の短編映画『KATYA』の製作・脚本・監督・編集を手掛ける。著名なロシア人女優Chulpan Khamatova主演のこの短編映画は数々の国際映画祭に出品後、現在iTunesにて販売中。同映画が評価され、2012年春にはAMERICAN FILM INSTITUTE (AFI) の由緒ある女性映画監督育成プログラムDIRECTING WORKSHOP FOR WOMENに選抜された8人の女性監督の一人として参加。同プログラムにて短編映画『SHE, WHO EXCELS IN SOLITUDE』の脚本・監督・編集を手掛け、同映画は2013年現在各映画祭へ出品中。さらにトロント国際映画祭の主催するTALENT LABに毎年選抜される25人の新鋭フィルムメーカーの一人として選ばれ、2013年に同映画祭協会がスポンサーとして製作した短編映画『THE LULL BREAKER』の製作・脚本・監督・編集を担当。この作品は同映画祭が主催するRBC EMERGING FILMMAKERS COMPETITIONの"Top 4 Finalists"となる。

上綱の執筆した脚本には:日本の海女の伝統をテーマにしたサスペンスドラマ『PEARL』、遺伝子学の陰謀が絡むスリラー『WHITE MUTATION』、第二次世界大戦中実在のロシア女性パイロットを基にした歴史ドラマ『TO LIVE FOR』、冷戦中のソ連潜水艦沈没事件を扱ったドラマ『KATYA』、第二次世界大戦後広島で開業した祖父を題材としたドラマ『ある医者の夢』等。

詳しくはFILM HOUSTONのサイトwww.filmhouston.netを参照。