ポジティブな力を持つ作品を、世界中から集めた映画祭。

ヒロシマEYE

名誉と犠牲

上映スケジュール

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作品概要


<ストーリー>

アメリカに生まれ、広島で育ったロイ・ヒロシ・マツモトの実話を描いたドキュメンタリー。過酷な運命に直面しながらも決して屈せず、第二次世界大戦中、ビルマ戦線での真の勇気と自己犠牲を示したロイの姿を通して、人間の尊厳と中世の意味を問いかける。ロイの父、松本若次は、かつて父の経営する農場で働くために渡米した後、1920年代に広島に戻り、写真館を開業、成功した写真家として活動していた。
本作では、近年発見されたこの映画には、ワカジによる貴重な写真ーカリフォルニア州農村部で暮らす初期の日系移民たちや、原爆投下前の広島の街並みを記録した映像資料ーが多く登場する。ロイは五人兄弟のひとりであり、そのうち三人は戦時中、日本側として従軍していた。
『名誉と犠牲』は、第二次世界大戦中の日系アメリカ人が直面した人種差別と法的差別、そしてロイが祖国への忠誠心を証明するために乗り越えなければいけなかった理不尽な不正と深い家族の葛藤を鮮やかに描き出す。

<スタッフ>

共同プロデューサー:松本カレン
音楽:ジョエル・グッドマン
アドバイザー: 大内斉

<作品情報>

制作年:2013年
上映時間:28分
制作国:アメリカ
音声言語:英語
字幕言語:日本語
レイティング:G(一般)/ General (All Ages)


  • ルーシー・オストランダー

    <監督>

    ルーシー・オストランダー

    ストゥールウォーター・ピクチャーズは、受賞歴を誇るドキュメンタリー制作会社であり、歴史的テーマや社会的課題を丁寧に掘り下げた作品を数多く手がけている。近年は、アジア系および先住民アメリカ人の歴史と文化に焦点を当て、アメリカ北西部を中心に取材を重ねている。対象となる人々の中に埋もれた「本質的な物語」を見いだし、それを正確かつ魅力的に描くことで、その人々が歩んできた道の意義を最も誠実に伝える作品づくりを目指している。
    ストアウォーター・ピクチャーズの作品は、日常に生きる人々の中にある「非凡な人生」を掘り起こし、社会正義へのまなざしを込めて制作されている。その受賞作の数々は、世界各地の映画祭や大学で上映され、全米PBSや海外放送局でも放送されている。

  • 松本カレン

    <映画共同プロデューサー>

    松本カレン

    松本カレンは、ロイ・マツモトの娘である。
    ストゥールウォーター・ピクチャーズとと共に、日系アメリカ人の戦時体験をテーマにした5本の短編ドキュメンタリーを製作し、それぞれの作品に対応する教育用カリキュラムの開発にも携わった。また、アメリカ西海岸で最初に強制収容の対象となったベインブリッジ島の元収容者たちの証言を記録した、40本を超えるビデオ・オーラルヒストリーの制作にも関わっている。

    カレンはこれまでに全米日系人歴史協会のインストラクターを務め、近年でははカリフォルニア州ロサンゼルスの全米日系人博物館で、祖父で写真家の松本若次の作品を紹介するオンライン写真展を、ロサンゼルスの全米日系人博物館で企画・制作した。

  • 大内斉

    <映画アドバイザー>

    大内斉

    ロイ・マツモトの甥であり、写真家松本若次の孫にあたる。広島市の写真・映像専門職として長年勤務し、昨年その職を退いた。 2010年、祖父松本若次の旧宅で、65年以上ものあいだ保管されていた貴重な写真群を発見した。これらの写真は現在、広島市公文書館に収蔵されている。大内は「Honor & Sacrifice(名誉と犠牲)」やドキュメンタリー映画『The Family History of MATSUMOTO Wakaji(マツモト・ワカジ家の記録)』にアドバイザーとして参加し、写真にまつわる物語やと松本家の歴史を提供している。