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ヒロシマEYE

映画『記憶の解凍』

上映スケジュール

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作品概要


©映画『記憶の解凍』

<ストーリー>

本作は、広島出身の庭田杏珠監督が、高校時代から続ける「記憶の解凍」を、ドキュメンタリーとアニメーションで表現する作品です。
AI(人工知能)技術や戦争体験者との対話でよみがえる「記憶の色」などをもとに、被爆前後の日常の白黒写真をカラー化する「記憶の解凍」。カラー化写真をもとに対話すると、凍りついていた家族との悲しい記憶が、戦前のしあわせな日常の記憶へと変わっていきます。
広島平和記念公園にかつてあった繁華街・中島地区の元住民たちなど、国内外30人以上と対話した記録の中から、貴重な「語り」を伝えます。
戦争を知らない世代や国境を越えて、心に響く作品を目指し、初めてアニメーションにも挑戦。戦争で失われた日常の色を取り戻そうと、タイムマシーンで時空を超え旅する、主人公アンジーの姿が描かれています。 庭田監督がイラストを描き、アニメーション映画『この世界の片隅に』片渕須直監督が監修、映像作家・野村建太らと制作。
音楽は、『Color of Memory〜記憶の色〜』(2021年)に続き、作曲家・ピアニストのはらかなこが担当。広島平和記念資料館、平和記念公園を巡り、被爆者と対話して作曲。主題歌は、庭田監督が歌詞を書き、「語り部の会」を毎月開催し、被爆体験を継承するHIPPYが歌唱。
よみがえる“戦前”の色鮮やかな日常の「記憶」と、次世代への「想い」を、あたたかく感じられる作品です。

<作品情報>

制作年:2025年
上映時間:77分
制作国:日本
音声言語:日本語・英語
字幕言語:日本語・英語
レイティング:G(一般)/ General (All Ages)


  • 庭田杏珠

    <監督>

    庭田杏珠

    2001年、広島県生まれ。peace artist。報道記者・ディレクター。
    2024年東京大学卒業後、広島テレビ放送株式会社に入社。AI技術や当時の資料、戦争体験者との対話をもとに、原爆投下前後の日常の白黒写真をカラー化する「記憶の解凍」に、高校時代から取り組む。
    令和2年度「東京大学総長賞」、『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(共著、光文社新書、2020年)で「広島本大賞」、「NNNドキュメント’24」で「奨励賞」(新人賞)などを受賞。
    2025年8月 映画『記憶の解凍』広島テレビホールで初上映、11月「広島国際映画祭2025」オープニング作品、12月19日〜25日「八丁座」にて上映決定。

  • 片渕須直

    <ゲスト>

    片渕須直

    1960年生まれ。日本大学芸術学部特任教授・上席研究員。大学在学中に『名探偵ホームズ』(1984)の脚本を手がける。
    監督作として、長編『アリーテ姫』(2001)、『マイマイ新子と千年の魔法』(2009)、『この世界の片隅に』(2016)、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(2019)など。
    疫病の中に生きる千年前の人々を描く映画『つるばみ色のなぎ子たち』を現在制作中。

  • HIPPY

    <シンガーソングライター>

    HIPPY

    広島県広島市出身のシンガーソングライター。1999年7月から2011年8月までバンド・maegashiraのボーカリストを務め、バンド解散後にHIPPYとしての活動を開始した。
    2015年に日本クラウンからメジャーデビュー。2017年にリリースした楽曲「君に捧げる応援歌」はさまざまな世代から応援ソングとして人気を集め、多数のプロ野球選手の登場曲に使用されている。
    2025年2月からは全国4カ所のCLUB QUATTROを回るクワトロツアー、6月には初のアリーナ会場となる広島サンプラザ ホールでメジャーデビュー10周年記念ライブを行った。

  • はらかなこ

    <作曲家/ピアニスト>

    はらかなこ

    桐朋学園大学ピアノ科を卒業後、オリジナル曲を中心に演奏活動を開始。日本のみならず海外にも活動の場を広げ、歌うようなピアノ演奏で好評を博している。
    ピアニスト、キーボーディストとして様々なアーティストのレコーディングやライブに参加。また作曲家としても、「情報ライブ ミヤネ屋」オープニング曲、「news eyery.」お天気コーナーの音楽、 CM、テレビアニメ、ドラマ、舞台、ミュージカルなど様々な音楽を手がけるなど、幅広く活動。