ヒロシマEYE

愛の残灰

上映スケジュール

作品概要

©The Ashes of Love

＜ストーリー＞

亡き妻ソウンとの最後の旅行先だった広島を一人で訪れたヒョンスは、そこでユンジュという女性と出会う。離婚を目前に控えたユンジュもまた、広島に忘れられない思い出を抱えていた。行き先が似ていたことから、二人は過去に訪れた場所を一緒に巡り、それぞれの記憶に浸る。
一方、ユンジュの元夫ジェヨンは、新しい恋人からユンジュが広島にいることを聞き、写真に写ったヒョンスの姿に嫉妬し、ついには広島にまで追いかけてくる。
ヒョンスとユンジュの関係が偶然の出会いだったと知るジェヨンだが、彼の登場をきっかけに、ヒョンスの知らなかったソウンの過去が少しずつ明かされていく。
「どこかに真実がある」と信じるヒョンスと、「もう記憶は手放して」と語るユンジュ。そこへ、ジェヨンの新しい恋人ギョンヘが突然現れ、ユンジュの感情が爆発してしまう。それでもヒョンスは最後までソウンの影から離れられない。
ジェヨンとギョンヘが去った後、二人は新たな場所へ向かう。その地で、ユンジュはヒョンスの接近が偶然ではなかったことに気づくが、それを静かに受け入れる。彼女はすでに、すべてを知っていたのだ。
もしかすると、全ては空虚な復讐心から始まったのかもしれないという切ない予感を抱えながら、それぞれ別の結末へと向かっていた二人は、ついに一線を越えてしまう。
しかし、その後ユンジュが選んだ道は、ヒョンスの予想とは全く異なるものだった——。

＜スタッフ＞

撮影監督：イ・サンボム
助監督：ハン・ウォニョン
プロデューサー：倉下穂波
音楽：チェ・ヨンラク

＜作品情報＞

制作年：2025年
上映時間：84分
制作国：韓国
音声言語：韓国語
字幕言語：英語
レイティング：R15+

©︎チョ・ソンギュ

＜監督＞

チョ・ソンギュ

1997年に映画雑誌『ネガ（NEGA）』を創刊し、2002年に映画配給会社「スポンジENT」、2019年にを「WAW」設立。以降、外国映画の配給や韓国映画の製作・投資に本格的に携わる。
『素晴らしい一日』『利泰院殺人事件』『10億』『映画は映画だ』『女優たち』『TOKYO!』などの製作・投資を手掛け、また、キム・ギドク監督の『時間』『息』『夢』、ホン・サンス監督の『よく知りもしないくせに』『ハハハ』『北村方向』『オッキの映画』『自由が丘で』なども配給・投資している。
2009年、映画『おいしい人生』で監督デビューを果たし、以降毎年1本以上の映画を製作・監督している。
©︎ペク・ソビン

＜ゲスト＞

ペク・ソビン

俳優ペク・ユンシクの次男であり、俳優ペク・ドビンの弟としても知られる実力派俳優。
2011年SBSドラマ『根の深い木』でデビューし、多様な作品で独自の色を発揮しながら演技の幅を広げている。
繊細な内面表現と静かな存在感で、注目される演技者の一人。
主な出演作：
＜ドラマ＞
『根の深い木～世宗大王の誓い～』（2011 / SBS）
『スリーデイズ～愛と正義～』（2014 / SBS）
『明日もカンタービレ』（2014 / KBS2）
『超人時代』（2015 / tvN）
『今日もタンバリンを叩きます』（2017 / tvN）
『聖なるアイドル』（2023 / tvN）
『シンデレラゲーム』（2024〜2025 / KBS2）
＜映画＞
『山上垂訓』（2017）
『パパはきれいだ』（2019）
『ファイター、北からの挑戦者』（2021）
『ある日、彼女が宇宙から』（2023）
©︎ミラム

＜ゲスト＞

ミラム

韓国芸術総合学校演技科卒業。
2010年にデビューして以来、多くのドラマや映画で主要キャラクターとして活躍している。
近年では、ドラマ『ユミの細胞たち』や、坂口健太郎とイ・セヨン主演のドラマ『愛のあとにくるもの』で印象的な演技を披露した。
ドラマ（テレビ・配信）
『マネーゲーム』（2020 / tvN）
『ユミの細胞たち』（2021 / tvN／TVING）カン・イダ役
『ユミの細胞たちシーズン2』（2022 / TVING）カン・イダ役
『この恋は不可抗力』（2023 / JTBC）ユ・スジョン役
『愛のあとにくるもの』（2024 / Coupang Play）パク・ジヒ役
『YOUR HONOR～許されざる判事～』（2024 / ENA）Tee Rabのガールフレンド役（6話・9話）
『女王の家』（2025 / KBS2）キム・ドヒ役
『ライディング人生』（2025 / ENA）ベビーシッター役（第1-2話）
『コンフィデンスマンKR』（2025 / TV Chosun&Coupang Play）ゲスト出演（第3話）
映画（劇場公開・長編）
『完全に大切な愛』（2013）イェナ（幼少期）役
『部屋の中の象』（2015）インギョン役