11月28日(金)20時から、NTTクレドホール第2会場で『監督 藤井道人×原廣利 ティーチイン 15年の軌跡と奇跡』が開かれました。

コンテンツスタジオ「BABEL LABEL」設立から15年、所属の日本映画界をけん引する藤井監督と、日本大学芸術学部の後輩 原監督のトークは「何も成長してないよねぇ」と謙遜しつつ、設立から現在までの思い出話に花を咲かせました。
その後の質問タイムには、沢山の方から手が上がり大いに盛り上がりました。
Q 起用して圧倒された役者は誰?
ふたりの共通は舘ひろしさんでしたが、それ以外に仲村トオルさん。とにかくカッコいい(原監督)
阿部寛さん。どんなアクションでも自分で演じるストイックさ(藤井監督)
Q 演出論
役者の矜持をリスペクト。こうしろと押し付けることはしない(藤井監督)
下読みはせず、現場で役者と共に作り上げる。これは自主映画的演出かも(原監督)
Q 将来、監督になるのに必要なものは?
学生は使える時間が無限にあるから、いろんなことに挑戦して失敗をストックして。
映画の知識は負担になるかも。映画愛が強かった先輩は誰ひとり監督になってない(藤井監督)
Q 映画におけるAIについて
興味深いが、距離を間違えちゃうと危険かもしれない.。セット予算の高騰でCGを多用する時は、率先してAIを活用する。個人的には、chatGPTで毎日占いしてもらっている(藤井監督)

最後におふたりからメッセージ
去年 今年と2年連続で呼んでいただけたことは嬉しいと同時に襟を正す思い。来年また呼ばれたら必ず来ます(原監督)
15年経ったと言えどもまだまだひよっ子。映画から少し離れるが、他にもやりたいことは沢山あるので楽しみ(藤井監督)
そしてミーティングは大盛況のうちに閉じました。
