ポジティブな力を持つ作品を、世界中から集めた映画祭。

ゲストらによる慰霊碑献花

11月28日(金)映画祭開幕式前の午前9時より、広島平和記念公園で慰霊献花が行われました。日本人だけではなく、外国の方を追悼する碑にも周りました。 献花には『この世界の片隅に』の片渕須直監督をはじめ、映画祭にご参加いただく監督やプロデューサーの方々が、世界平和の祈りを捧げました。

原廣利監督は、被爆80周年の広島の土地で映画祭を迎えるにあたり「気持ちが正される感覚と、いつか広島の土地で撮影をしたい気持ちが芽生えている。また、自らが関わるエンタテインメントの映画が、平和への流れと自然と結びつけることができたらと考えている。まだまだ世界平和とは言えない現状だが、平和を象徴する広島から発信できるものを伝えていきたい」と語りました。

広島国際映画祭は本日より3日間、過去一番の多くのゲストを迎えて、NTTクレドホール、エディオン紙屋町ホール、横川(よこがわ)シネマ(28日のみ)の会場で開催されます。 17年目を迎える当映画祭は、国内外の「特別招待作品」や「トークショー」、「ティーチイン・ワークショップ」、広島を視点とした映画「広島EYE」、「国際短編映画コンペティション」といったバラエティ豊かなプログラムを準備しております。豪華ゲストに、俳優の山田孝之さん、藤井道人監督のスペシャルトークもあります。ぜひ、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。