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11月24日(日)11:20からNTTクレドホール第2会場で『私を描いて』が上映されました。
漫画家志望の女子高生こよりは、学校関係者をモチーフとした自身の作品が他者を傷つけたと問題視されますが、同級生 桐子の『私を描いて』という言葉をきっかけにストーリーが展開される20分の短編映画です。メガホンをとったのは2013年、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、演劇、映像、アニメーションと分野をまたいで活躍中の喜安浩平監督。聞き手はフリーパーソナリティーのキムラミチタさんです。
上映後のトークショーには、監督が登場する予定でしたが飛行機の到着が遅れ、急きょプロデューサーの永盛さんが登壇することに。会場に向かう監督と電話を繋ぎ、キムラミチタさんがインタビューするという臨場感のある展開となりました。しばらくして監督が到着すると、大きな拍手が起こりました。
本作は、短編映画の制作を目的とした「講談社シネマクリエイターズラボ」プロジェクトへ応募した喜安監督の脚本が、1000作品以上の中から選ばれ制作がスタートしました。 制作中、キャラクターやストーリーが変化するなど、初めての経験で苦労した一方で学びも多く、自身が俳優や脚本家をしていた際の監督の気持ちが分かった気がすると話しました。
その後、会場からの質問に応じ、本作に込めた想いなどを熱く語り、最後に「いずれは長編映画で広島国際映画祭に帰ってきたい」と力強いメッセージを残しました。
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