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11月24日(日)17時16分からNTTクレドホール第1会場で、閉幕式と国際短編映画コンペティション受賞作の発表、表彰式が行われました。 進行はフリーパーソナリティーのキムラミチタさんと、通訳のポーリーン・ボールドウィンさんです。
まず湯崎英彦広島県知事(代読 広島県環境県民局文化芸術課 夏目啓一課長)から閉幕挨拶があり、続いて世界中から届いたノミネート作品6作品で競う国際短編映画コンペティションの各賞が発表されました。
観客賞は、プロデューサーのMEGUMIさんより「さよならを決めた日」の北畑龍一監督に贈られました。受賞スピーチで「観客に支持されていると分かるこの賞が一番欲しかったんです」と嬉しそうに語りました。続いて審査員特別賞は、森ガキ侑大監督から「ゴースト・ララバイ」のイ・ジヒョン監督に贈られました。森監督は「短い時間で起承転結があり、役者の演技も素晴らしい」と大絶賛。イ監督は「ダマー映画祭でも受賞して、今回も受賞できたことが嬉しい。また次も選ばれるよう頑張ります」と笑顔で答えていました。そしてヒロシマ・グランプリは審査員長 樋口亮輔監督から「囲碁教室」のロジャー・シュエ監督に贈られました。樋口監督は「候補作で一番短い16分にもかかわらず完成度の高い作品。なぜか、観ていて『セロ弾きのゴージュ』を思い出しました」と語り、ロジャー監督は「今回の受賞は奇跡。賞がもらえるとは思えなかった」と語りました。
最後に、今回不在の部谷京子代表の代わりに森ガキ侑大監督が閉会宣言。映画祭に携わるすべてのスタッフに感謝を述べて、映画祭は終わりました。