広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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HIROSHIMA EYE
ヒロシマEYE

寝てみること

作品概要


寝てみること

寝てみることパートナーズ

あらすじ・解説


◎ショートシノプシス
中学生の千菜は、受験生。祖母が脳出血で入院してしまい、毎日のように見舞いに行くが病室で受験勉強をしているだけだった。
ある日、病室にある祖母の手帳を見てしまい祖母の気持ちを感じとる千菜は、ある行動に出る。

◎制作意図/監督からのメッセージ
短編映画を作りました。祖母から孫への愛、そして孫から祖母への愛を描くと同時に、懸命に生き、懸命に暮らす生活の中で生きている方々に、残念だけどだからこそ見失ってしまっていた時間を取り戻し、自分を取り戻す必要さを提案できたらと思いお話を作りました。
しんどく生きている方々に、ふと空を見て欲しくて。ふと空を見る自由な時間があると思い出して欲しくて。
なかなかに厳しい世界の状況に、生活の状況に、この映画が必要だと信じています。

キャスト


坂本いろは
川西幸一
原かおり
多田羅郁恵

スタッフ


監督・脚本:迫田公介
プロデューサー:露木栄司、渋谷寿、迫田公介
ラインプロデューサー:植田中
エグゼクティブプロデューサー:奥窪太郎
撮影:嶋根義明
録音:植田中
ヘアメイク:須美ひろ江
音楽:藤本功一
編集:迫田公介

作品情報


制作年:2024年
上映時間:20分
制作国:日本
音声言語:日本語


監督

迫田公介
広島県呉市に生まれる。2004年にニューシネマワークショップ在学中に短編映画『この窓、むこうがわ』を監督、卒業後制作した短編映画『の、なかに』と共に国内外の映画祭に入選、招待上映される。長編映画準備中に鬱病となる。3年間療養、入退院を経て中編映画『父の愛人』(出演:麻丘めぐみ)にて復帰、劇場公開を果たす。監督の地元呉で撮影した渾身の長編デビュー作『君がいる、いた、そんな時。』が2020年5月より全国30箇所を超える映画館にて公開を果たす。また、コロナ禍で海外映画祭の出品が難しい中、多くの映画祭で招待上映や受賞を果たすなど海外での評価も高い。

Photo By Zoe Zhan