橋口亮輔
1962年7月13日生まれ、長崎県出身。92年、初の劇場公開映画『二十歳の微熱』が劇場記録を塗り替える大ヒットを記録。2作目となる『渚のシンドバッド』(95)はロッテルダム国際映画祭、ダンケルク国際映画祭グランプリ、トリノ・ゲイ&レズビアン映画祭グランプリなど数々の賞に輝き、国内でも毎日映画コンクール脚本賞を受賞。3作目の『ハッシュ!』(02)は第54回カンヌ国際映画祭監督週間に出品され、世界69カ国以上の国で公開された。文化庁優秀映画大賞はじめ数々の賞を受賞。『ハッシュ!』から6年ぶりの新作となった4作目の『ぐるりのこと。』(08)は、何があっても離れない夫婦の十年を描いて「橋口監督の新境地」と各界から絶賛を浴び、報知映画最優秀監督賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など数多くの賞を受賞した。2013年、62分の中編『ゼンタイ』を発表。『ぐるりのこと。』以来7年ぶりの長編となった『恋人たち』(15)は、第89回キネマ旬報ベストテン日本映画第1位、第70回毎日映画コンクール日本映画大賞、第58回ブルーリボン賞最優秀監督賞など、2015年の日本映画を代表する名作として数多くの映画賞を受賞した。『お母さんが一緒』は『恋人たち』以来、9年ぶりの長編となる。
Special Screenings
特別招待作品
お母さんが一緒
- 作品概要
©️松竹ブロードキャスティングあらすじ・解説
親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女の弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・、愛美は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で憎んでいる。そんな二人を冷めた目で観察する三女・清美。三姉妹に共通する思いは「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。温泉宿の一室で爆発する三姉妹の愚痴は徐々にエスカレートし、お互いを罵倒する修羅場へと発展していく。そこに清美がサブライズで紹介しようと考えていた彼氏・タカヒロが現れ、物語は思わぬ方向へところがっていく。キャスト
江口のりこ
内田慈
古川琴音
青山フォール勝ちスタッフ
原作・脚本:ペヤンヌマキ
撮影:上野彰吾
照明:赤津淳一
美術:仲前智治
録音:中村雅光
編集:宮島竜治
音楽:平井真美子作品情報
制作年:2024年
上映時間:106分
制作国:日本
音声言語:日本語
- 監督