広島出身の庭田杏珠監督が、高校時代から続ける「記憶の解凍」をもとに制作した映画『記憶の解凍』が、広島国際映画祭2025のオープニング上映作品に決定しました。

本作は、AI（人工知能）技術や戦争体験者との対話を通じて、被爆前後の日常の白黒写真をカラー化する「記憶の解凍」をテーマに、失われた“戦前の日常の色”をよみがえらせる試みを映像化したもの。

カラー化された写真をもとに語り合うことで、凍りついていた記憶が再び温かい日常の記憶へと変わっていく様子が描かれます。

アニメーション監修を『この世界の片隅に』の片渕須直監督が務め、音楽を作曲家・ピアニストのはらかなこ、主題歌をHIPPYが担当しています。

上映後トークショーには、庭田杏珠監督とともに、アニメーション監修の片渕須直監督が登壇。

さらに、主題歌を担当したHIPPYさん・はらかなこさん（音楽担当、ピアノ演奏）によるライブも行われます。

作品名：映画『記憶の解凍』
監督：庭田杏珠
アニメーション監修：片渕須直
音楽：はらかなこ
主題歌：HIPPY（作曲：はらかなこ、作詞：庭田杏珠）
2025／日本／77分／日本語・英語

★チケット発売中！チケットの購入はコチラ