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2020年にアイスランドで発表されベストセラーになったオラフ・オラフソン著の「Snerting」(原題)を、ハリウッドで活躍するアイスランド人・バルタザール・コルマウクル監督が映画化。
2022年の終わりにアイスランド・レイキャビクでスタートした撮影は、ロンドンを経て、2023年に東京、広島での日本ロケを敢行。
クリストファー役はアイスランドの俳優でシンガーであるエギル・オラフソン。対して若き日のクリストファーはオーディションを経てバルタザール・コルマウクル監督の息子であるパルミ・コルマウクルが演じ、クリストファーが学生時代を過ごす1969年のロンドンで出会う最愛の女性ミコをKōki,さん、ミコの父を本木雅弘さんが演じています。
今作は、第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞アイスランド代表作品に選出されています。
© 2024 RVK Studios
<あらすじ>
アイスランドでレストランを営むクリストファーは、コロナウイルスの世界的流行が始まった頃、初期の認知症の診断を受ける。医師に「やり残したこと」を問われた彼は、旅に出ることを決意する。50年前、学生時代を送るロンドンで出会い恋に落ちたミコを探すために。
彼女は、愛し合っている中、突然姿を消したのだった。クリストファーの雇い主でもあった日本料理店を営む父・高橋とともにー。
薄れゆく記憶と戦いながら、ロンドンを訪れたクリストファーは、高橋の店で共に働いていたヒトミから、一通の手紙を見せられる。その住所をたどり、クリストファーは日本を訪れ、東京を経て広島へと向かう。そして、時を超えた切ない真実が明らかになるー。
もう一度、君に会いたいー
【キャスト】
エギル・オラフソン
Kōki,
パルミ・コルマウクル
本木雅弘
奈良橋陽子
ルース・シーン
中村雅俊 他
【スタッフ】
監督:バルタザール・コルマウクル
原作:オラフ・オラフソン
撮影監督:ベルクステイン・ビョルグルフソン
製作:マイク・グッドリッチ、アグネス・ヨハンセン
監督:バルタザール・コルマウクル Baltasar KORMAKUR
1966年アイスランド生まれ。1990年にアイスランド芸術アカデミーを俳優として卒業し、国立劇場の劇団員に。10年近く立て続けに主役に抜擢され、若手俳優として頭角を現し、高い評価を受ける。
90年代には、最も人気のある若手俳優の一人として、長編映画でキャリアを積むが、自身の会社であるThe Air Castleを共同設立し、舞台劇やミュージカルをプロデュース、演出する。さらなる芸術の道を探求し続け、映画製作会社Blueeyes Productions / Sögnを設立し、2000年にはビクトリア・アブリル主演の長編映画『101 Reykjavík(※原題)』を製作。この作品の国際的な成功によって、コルマウクルはVariety誌の“注目すべき監督10人”に選ばれたほか、トロント国際映画祭でも賞を受賞する。
それ以来、欧米を股にかけて監督、プロデューサー、脚本家として精力的に活動し、『湿地』(15)、『ハード・ラッシュ』(13)、『2ガンズ』(13)、『エベレスト 3D』(15)、『殺意の誓約』(17)、『アドリフト 41日間の漂流』(20)、そして最近では『ビースト』(22)などの長編映画を手掛けている。
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