広島国際映画祭 | HIFF » 68年5月革命特集、シネマテーク協力企画 http://hiff.jp Thu, 13 Dec 2018 10:16:31 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=3.9.27 アクチュア1 http://hiff.jp/archives/5328/ http://hiff.jp/archives/5328/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:55:48 +0000 http://hiff.jp/?p=5328

<ストーリー>
フランスで学生や労働者による激しい反体制運動が巻き起こった1968年5月。『アクチュア1』は、既存のニュース映画への抵抗を意図して制作され、ジャン=リュック・ゴダールによって、35ミリフィルムで68年5月革命を捉えた唯一の作品として評価された。長年、消失したとされていたが、2014年に発見された。

<監督>フィリップ・ガレル

<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:6分
制作国:フランス

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記憶すべきマリー http://hiff.jp/archives/5337/ http://hiff.jp/archives/5337/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:54:42 +0000 http://hiff.jp/?p=5337

<ストーリー>
フィリップ・ガレルの長編第一作。近未来の管理社会を舞台に、マリー、イエス、ガブリエルといった聖書由来の名を持つ若者たちの抵抗と挫折を描く。怒号の吹き荒れる中、68年4月のイエールヤングシネマフェスティバルでグランプリを受賞。後のザンジバルのメンバーに衝撃を与え、彼らが映画へと向う契機となった作品。

<監督>
フィリップ・ガレル

<作品情報>
制作年:1967年
上映時間:80分
制作国:フランス

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現像液 http://hiff.jp/archives/5341/ http://hiff.jp/archives/5341/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:53:56 +0000 http://hiff.jp/?p=5341

<ストーリー>
68年5月の喧騒を逃れ、イエールヤングシネマフェスティバルで出会ったベルナデット・ラフォンを主演に迎え、ドイツ、ミュンヘンの森を舞台に撮影された。言葉への拒絶、闇と光が際立つ映像と移動撮影と長回しを特徴としつつ、前世代への強い批判をも包含している。

<監督>
フィリップ・ガレル

<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:67分
制作国:フランス

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ここといま http://hiff.jp/archives/5350/ http://hiff.jp/archives/5350/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:53:41 +0000 http://hiff.jp/?p=5350

<ストーリー>
セルジュ・バールによる三作目の長編。ブルターニュ地方の海辺の町が舞台。若いカップルのやりとりや荒涼とした海の風景が、白と黒のコントラストの強い映像で映し出される。

<監督>セルジュ・バール

<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:71分
制作国:フランス

Origin of copy : La Cinémathèque de Toulouse]]>
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ファン・アンド・ゲームズ・フォー・エブリワン http://hiff.jp/archives/5354/ http://hiff.jp/archives/5354/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:53:30 +0000 http://hiff.jp/?p=5354

<ストーリー>
ザンジバルの一員であった、ミニマリズムの画家オリヴィエ・モセットの展覧会のオープニングに集う人々。そこには、ザンジバルのメンバーとともに、サルバドール・ダリ、バーベット・シュローダー、ジャン・マスコロの姿もある。セルジュ・バールの処女長編『自滅しなさい、静かなる銃』(1968)に続き、アンリ・アルカンが撮影を手がけ、コントラストの強い白黒の映像とビートの効いた音楽が強烈なインパクトを生む。

<監督>セルジュ・バール

<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:53分
制作国:フランス

Origin of copy : La Cinémathèque de Toulouse]]>
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アセファル 無頭人 http://hiff.jp/archives/5356/ http://hiff.jp/archives/5356/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:53:20 +0000 http://hiff.jp/?p=5356

<ストーリー>
タイトルの『アセファル』(無頭人)は、ジョルジュ・バタイユが発行した雑誌の名に由来する。パリとおぼしき場所を放浪する主人公の若者。その遍歴を通して、68年5月の後の状況を映し出す。ザンジバルの共同体としてのあり方を暗喩した作品。

<監督>パトリック・デュバル

<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:58分
制作国:フランス

Origin of copy : La Cinémathèque de Toulouse]]>
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ヴィット http://hiff.jp/archives/5358/ http://hiff.jp/archives/5358/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:53:07 +0000 http://hiff.jp/?p=5358

<ストーリー>
前衛芸術家であり、『黒衣の花嫁』(フランソワ・トリュフォー)、『コレクションする女』(エリック・ロメール)などで俳優としても活躍したダニエル・ポムルールが、モロッコの砂漠で撮影した作品。ポムルール自身が主演しシャーマンのような振る舞いを見せ、超望遠レンズが捉えた月の映像が、始原なるものへの回帰を思わせる。

<監督>ダニエル・ポムルール

<作品情報>
制作年:1970年
上映時間:33分
制作国:フランス

Origin of copy : La Cinémathèque de Toulouse]]>
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トゥワイス http://hiff.jp/archives/5360/ http://hiff.jp/archives/5360/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:52:50 +0000 http://hiff.jp/?p=5360

<ストーリー>
当時、編集技師であったジャッキー・レイナルに、シルヴィナ・ボワソナ自らが提案し製作された初監督長編。レイナル自身が編集も務める。バルセロナを舞台に、連続性のないシーンで構成され、同じシーンが差異をもって反復される。1972年、イエールヤングシネマフェスティバルにてグランプリを受賞。

<監督>ジャッキー・レイナル

<作品情報>
制作年:1956年
上映時間:66分
制作国:フランス

Origin of copy : La Cinémathèque de Toulouse

<ゲスト>
サマンタ・レロワ
サマンタ・レロワはシネマテーク・フランセーズのフィルムコレクションの宣伝を担当。 映画祭やシネマテークでプログラムを手がけ、シネマテーク・フランセーズのオンライン修復カタログ作成委員のメンバーを務める。 また、映画祭『世界のすべての記憶』の制作と開発を担当。 L'Inversibleの共同創設者兼会長であり、パリのホームムービーデーの主催者でもある。

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プログラム1 http://hiff.jp/archives/5416/ http://hiff.jp/archives/5416/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:52:36 +0000 http://hiff.jp/?p=5416

「壁新聞」用の無声フッテージ
これらのフッテージは、1968年5月の終わり、パリで撮影された。首都の壁を飾る、熟慮、抵抗、対立へと駆り立てる滑稽で攻撃的、あるいはさらに詩的でもあるデッサンとメッセージの目録である。この《壁新聞》は、明白で効果的であり、かつ集団的な、コミュニケーションの手段と、ある種の野蛮なコミュニケーションの広範な観点を作り上げている。当時、ジャン・ナルボニとベルナール・エイゼンシッツは作品のタイトル以外の案はなかった。彼らは、何らの編集、あるいは最終的な仕上げについての議論を一度も交わさなかったのだ。16ミリフィルムよりプリントしたこの未加工の素材はシネマテークフランセーズで保管され、2018年にイヴァンティのラボでデジタル化され、当時の記録としてそのままの状態で上映されることとなった。
<監督>ベルナール・エイゼンシッツ/ ジャン・ナルボニ
<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:23分
制作国:フランス

ロディアセタ工場
コレット・マニーがロディア社のフラメンコを歌う。
<監督>ブザンソンのメドヴェトキン集団
<作品情報>
制作年:1969年
上映時間:4分
制作国:フランス

パリ、1968年5月
68年5月のマニフェストの際に撮られたアマチュアフィルムの抜粋と写真のテロップ台での編集。私たちは、まずレピュブリック広場での平和的なマニフェスト、ダニエル・コーン=ベンディットやキャロリーヌ・バンデルヌのような幾人かの先導者と強い影響力を持つ女性たちの姿を望見したあと、激しい暴力の加熱する現場に立ち会う。警察官による暴力と流血の逮捕の強烈な映像。この作品は、残忍な弾圧を告発し、だが、闘争の続行を厳命する。この作品は消失したとされていたが、監督の娘、ソニア・デュラン=カリファにより再発見された。2017年に、モノクロ35ミリのコピーから、イヴァンティのラボでシネマテークフランセーズによりデジタル化された。
<監督>シャルル・マトン / エディ・カリファト
<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:8分
制作国:フランス

花と催涙弾
セーヌ川の河岸に静かに集まる、若いデモ参加者、学生、労働者、ボランティアで救援隊として担架で怪我人を運ぶ者が質問を受けている。彼ら自身が、犠牲者であり、証言者でもある、警察の暴力を語る。「花と催涙弾」は、度々言葉として表現されない5月の出来事の衝撃的な映像の補足として、聞き、見るべき、語りを巡る作品である。この作品はフランス国立映画映像センター(CNC)が保存していたISKRA社の16ミリフィルムの断片からデジタル化された。
<監督>不明
<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:15分
制作国:フランス

68年6月11日、ソショー
1968年6月11日は、ソショーのプジョー工場のストライキの22日目だった。ストライキのピケを集めにきた労働者達は、警棒で殴られた彼らの同志を見つける。警察部隊は手段を選ばず、強行に労働者を追放すべきという命令のもと、早朝、工場に押しかけたのだ。この暴力の衝突による150人の負傷者と2人の死者、ピエール・ベイロとアンリ・ブランシェを追悼する。労働者たちはこの重要な出来事を立証する。この作品はISKA社によってデジタル化された。
<監督>ソショーのメドヴェドキン集団とブルーノ・ムエル
<作品情報>
制作年:1970年
上映時間:20分
制作国:フランス

ウォンデール工場の就業再開
1968年6月、グルネル地区の協定後、パリの北郊外サン=トゥアンのウォンデール社で就業が再開する。ほぼ男性主体のグループの中で、一人の若い女性が反抗し、就労再開を許可した評決の違法性を告発する。「いいえ、私は戻らないわ。私は、この工場に足を踏み入れない、最低よ!」カメラは、彼女の怒りであり、彼女が掻き立ててる反発を記録する。この作品はISKRA社によってデジタル化された。
<監督>ジャック・ビモン / ピエール・ボノー
<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:10分
制作国:フランス

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プログラム2 http://hiff.jp/archives/5418/ http://hiff.jp/archives/5418/#comments Mon, 22 Oct 2018 07:52:26 +0000 http://hiff.jp/?p=5418

CA、パリ13区行動委員会(2018年、6月)
「CA,パリ13区行動委員会」は、5月の出来事の隠蔽された面を描き出し、非スペクタクル的な次元に結びつける。偉大な指導者、巨大なマニフェスト、暴動の夜からは遠く、ソビエトのようなパリ13区行動委員会内では、何よりもまず、日常的な戦闘活動のただ中に身を置く、無名の普通の市民たちを追う。発言の自由な流れ、女性たちの傑出した存在、戦略をめぐる日々変化する議論。我々の目下でユートピアが具現化される、直接民主主義のユートピアが共同で思考し、共に思い描くのだ。(パトリック・ルブットゥ)
2018年、シネマテークフランセーズに保管されていた映像と音が不完全な16ミリネガをもとに、イヴァンティのラボでデジタル化し、トゥールーズのシネマテークが保管していた16ミリフィルムを彼らのラボでデジタル化、共同で復元された。ルナン・ポレ自身が、色調調節と再構成に携わった。

<監督>ルナン・ポレ

<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:40分
制作国:フランス

シネトラクト
シネトラクトは、68年5月革命の騒乱の最中とその後の数ヶ月間に、政治的、社会的あるいは別の主題で、アラン・レネ、クリス・マルケルやジャン=リュック・ゴダールなどの著名な映画作家やアマチュア映画監督で構成された集団により撮影された50本の無声映画の一揃いである。それらは、16ミリフィルムの1リールに相当し、固定映像(写真、雑誌、本、ポスターなど)とテキストで構成され、編集なしで、テロップ台で撮影された。SLONは、総会や会議の際にシネトラクトの撮影を呼びかけ現像や上映費用を負担した。それらの作品は議論や提案を喚起を目的としていたのだ。各監督は撮影したシネトラクトに関する短い説明(リストにあるテキストはそこから転用)を提供した。今回のシネトラクトのセレクションが、ジャン=リュック・ゴダールにより監督されたものであることは明瞭だろう、たとえ、製作したSLON/ISKRA社が、作品が一人の映画監督に属すのを拒絶し、シネトラクトの無名集団による作品という概念を強調してもだ。ゴダールの作品は、しかしながら、彼の特筆すべきエクリチュールとコラージュという作業であり、「フィルムトラクト」(一般的な呼称である「シネトラクト」ではなく)と題されている事実からも識別しうる。シネトラクトは、ISKRA社協力の元、イヴァンティのラボで、CNCに保存されていたネガフィルムと、保管されていた16ミリフィルムのコピーからシネマテークフランセーズによって、2018年にデジタル化された。
<作品情報>
制作年:1968年
上映時間:46分
制作国:フランス

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