広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2016/11/13

『この世界の片隅に』の片渕須直監督と原作者の こうの史代さんによるトークショーが行われました

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11月13日(日)最終日、NTTクレドホール第1会場にて、『この世界の片隅に』が上映されました。閉幕式・表彰式前のラスト上映です。 
『この世界の片隅に』は、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代さんの同名コミックを、「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督がアニメ映画化。
昭和19(1944)年、広島市の江波から18歳で呉市に嫁ぎ、様々なものが欠乏する中で工夫を凝らしながら明るく生きる〝すず″を主人公としたストーリーで、すずの声を声優に初挑戦した女優・のんさんが好演しています。

上映後は、片渕須直監督と広島市西区出身の原作者・こうの史代さんを迎え、フリーパーソナリティのキムラミチタさんの司会でトークショーが繰り広げられました。広島国際映画祭初参加のこうのさんに対して、片渕監督は「今作は完成までに6年かかったが、映画美術監督で同映画祭の部谷京子代表から、〝作品が出来上がるまで毎年参加してください〟と言われて毎回参加してきた」と照れ笑い。「おかげさまで昨日から全国公開に至りました」と報告されると、会場からは拍手が起こりました。片渕監督が「アニメ化を切望する手紙をこうのさんに送ったのが2010年、お会いできたのが翌年6月。その間は資料集めに奔走した」と話し、こうのさんは「『名犬ラッシー』を制作した憧れの監督から、手紙と『マイマイ新子と千年の魔法』のDVDをいただいて嬉しかった」と相思相愛ぶりを披露されました。
トークショーでは会場からの質問を受けて、監督が史実に沿ったウソのない描写にするために年表を作成したことや、フィルムに傷を付けてアニメーション化するシネカリグラフィーという手法を模した表現を使ったなどの制作秘話も明かし、情熱を注いだ制作現場を振り返っていました。

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