広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2016/11/11

『広島国際映画祭2016』開幕!

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本日より3日間(11月11日~13日)の日程で行われる『広島国際映画祭2016』が開幕しました。この映画祭のルーツは、2009年から2013年まで毎年開催された「ダマー映画祭 in ヒロシマ」(全5回)にあります。DAMAH(ダマー)とはヘブライ語でインスピレーションを与える比喩、たとえを意味します。一昨年から名を改め、このコンセプトを受け継いだ「広島国際映画祭」が生まれました。ポジティブな力を持つ作品を世界中から集め、「平和の象徴」ヒロシマの地で上映することにより、観る人にインスピレーションを与え、ココロに響く映画祭になることを願っています。

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開幕式はNTTクレドホール(広島市中区基町)で13:00より行われ、映画やヒロシマを愛する多くの人々によって、終始和やかなムードに包まれました。

はじめに、山本一隆(やまもとかずたか)映画祭実行委員長より、今大変に賑わいのあるヒロシマから映画を通して世界へ平和と元気を発信し、明るい未来が来るように願っているとの挨拶がありました。続いて、松井一實(まついかずみ)広島市長は、テロや紛争が多発している今日、映画から被爆の苦しみを共有し、平和の尊さを願う「ヒロシマのこころ」を発信することで世界中の人々の心をつなぐ架け橋となるよう訴えかけました。

最後に、部谷京子(へやきょうこ)代表が壇上に立ちました。映画発信活動の貢献により今年、紫綬褒章を受けた部谷は、本映画祭のテーマカラーである赤と広島東洋カープのチームカラーである赤を絡め、世界に勇気と愛を届けたいと意気込み、力のある宣言で広島国際映画祭2016が開幕しました。

今年は『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二(いわいしゅんじ)監督や女優の吉永小百合(よしながさゆり)さんをはじめ、多くのスペシャルゲストを招き、見所も満載です。

また本日、女優のりりィさんが亡くなりました。それに伴い『リップヴァンウィンクルの花嫁』、『なぞの転校生』の上映を追悼上映とします。様々な分野で活躍されたりりィさんの素晴らしい演技は、観る人々の記憶にいつまでも強く焼きついています。在りし日の姿に、是非会いに来てください。

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