広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2016/9/28

広島国際映画祭「ヒロシマEYE」部門、上映作品続々決定!!

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「ヒロシマEYE」部門は、ヒロシマに関する認識を追求し、独自の視点で制作された作品を紹介します。

ウィーン、台北、横浜を拠点に国際的に活動する中国出身のアーティストであるジュン・ヤンの最新監督作品「罪と許しの時代 (The Age of Guilt and Forgiveness)」は、アラン・レネの「ヒロシマ、モナムール」へのオマージュであり、戦後70年の広島を舞台に繰り広げられる恋人たちの会話を通して、罪とは何か、許しとは何かを、見つめています。
2016年に森美術館での初公開に次いで、本映画祭での上映が実現します。

短編映画「二十万の亡霊」で、文化庁のメディア芸術アート部門大賞を受賞した、フランス人監督ジャン・ガブリエル・ペリオ監督の最新作「なつのひかり (Summer Lights)」は、2015年に広島でオールロケされたフランス映画であり、広島を訪れつづけているペリオ監督の広島への想いが詰まった渾身の作品です。

数多くの国際的な賞を受賞し、現在はニューヨークで活躍するシンガポール人のイヴォンヌ・ン監督の作品「雲Cloud Kumo」は、2016年スチューデント・アカデミー賞受賞作品であり、広島国際映画祭がジャパン・プレミア上映となります。
原爆の後遺症に苦しみながらも力強く生きる祖母と、遺伝的な放射線の影響で健康を損なっている孫娘が、過去をみつめ、自身をみつめ、お互いに生きる力と希望を得ていく姿を映し出しています。

海外から広島に足を運び、広島の土地とそこに住む人々と関わりながら生まれたこれらの作品たちを通して、ユニークな文化的背景を持つ監督たちの感性を惜しみなく味わえる、「ヒロシマEYE」のセレクションです!

是非ご覧ください!

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